『膠原病・リウマチは治る』
竹内 勤:出版社: 文藝春秋:¥700
関節リウマチに代表される自己免疫疾患「膠原病・リウマチ」は、自分の体が自分自身を攻撃してしまう大変厄介な病気。関節が痛んだり手足が変形したり内臓が冒されたり血管に炎症が起こったりと症状は多岐にわたり、寝たきりになるケースもしばしばで、「絶望の病」のようにいわれてきたが、近年、病気のメカニズムが解明されるにつれ画期的新薬が続々出現。今や寛解も夢でない治療の大変革期を迎えている。専門医の著者がその現状を平易に解説する。(Amazonブックガイドより)
著者は埼玉医科大学副学長。手頃な700円の新書版ながら、多発性筋炎/皮膚筋炎についても128ページから133ページまでページを取って解説している。近いうちに、題名通り筋炎も〈治る〉病気には入ることを期待したい。